• ホーム
  • ピルの効果を確立したいなら抗生物質との併用に注意

ピルの効果を確立したいなら抗生物質との併用に注意

黄色のカプセル

女性が避妊のために用いる低用量ピルですが、もしも避妊の効果を確立したいのであれば、抗生物質のような他の医薬品との併用については、よく確認をした上にしたほうがよいでしょう。
ピルを毎日服用した場合には、そのなかに含まれている卵胞ホルモン、黄体ホルモンのふたつの役割を果たす物質のちからによって、排卵が抑制されたり、子宮内膜が増殖することがなくなったり、頚管粘液の粘性が増したりといった、さまざまな変化がおとずれます。
そのことによって、妊娠をしないようになるわけですが、逆にピルを飲まないようにすれば、このようなホルモンの影響力も薄れますので、ふたたび妊娠もできるようになるという意味で、かなり使用しやすいという特徴もあります。
こうしたピルを使用するに際して、ある種の抗生物質といっしょに飲んだ場合には、その効果が低下してしまう可能性があるのです。
抗生物質とはいっても、さまざまな種類がありますが、テトラサイクリン系やペニシリン系に属するものについては、腸内細菌の変化をもたらし、それが薬剤の吸収率にも影響を与えることが考えられますので、感染症などで別の病院から処方されている場合に注意が必要となります。
これらの抗生物質の影響があるのは、服用している期間中は当然であるとして、服用をやめてから2週間程度の間についても、やはり影響が懸念されますので、避妊は他の方法にするなどの配慮が必要です。
実際のところ、効果の低下が目に見えて大きいということはないのですが、やはりしっかりとした避妊効果を確立するためには、リスクとなる行為はしないというのが鉄則です。
なお、同じ抗生物質でもマクロライド系などの他の種類であれば問題はありません。